診療概要
[特色]
1997年の開設以来、城南地区の救急医療の基幹病院としての役割を担っており、重症患者の診断・治療にとどまらず、2003年より講師を含む4名の専従スタッフにより一次・二次患者を初療し、必要に応じて主治医となる救急医療センターとも協力し救急患者全般にわたって治療を行っています。
[症例数・治療・成績
]
年間30000人の急患、5000台の救急車を受け入れ、救命救急センターの初療及び入院は900人。CPAOAは250以上、頭部単独外傷は50、救急外来穿頭術、脳低温療法、急性期高圧酸素療法など、脳障害に対し全経過にわたって脳機能回復に関与し、本邦唯一のフリーラジカル測定装置を用いて病態の把握と治療効果の判定を行っています。多発外傷は40例で外傷初期診療に精通したJATECのインストラクター4名を数え、不安定型骨盤輪骨折の亜急性期観血整復10例。大学病院の特性を生かし、各診療科との協力により、救命後には機能回復や美容上の問題、リハビリテーションにまで専門医の意見を採り入れた治療を行っています。また、昭和大学の薬学部の協力を得て60例を越える中毒患者の薬物分析や血中濃度の推移、体内代謝経路の解明などを行っています。
[外来診療]
一次、二次患者は、各科担当医と救急診療科医師の協力により24時間体制で受け入れを行っています。三次対応患者は消防庁指令センターのホットライン、あるいは他院からの紹介患者を中心に診療しています。
A:診療担当: 救急専門医が主に診療(重篤救急患者)
診療対象:
CPA、ショック、原因不明の意識障害、敗血症、DIC、MOF、中毒、熱傷、熱中症、偶発低体温症、溺水など(重症病態の診療が優先されるもの)
B:診療担当: 救急専門医と複数科の専門医チームによる診療
診療対象:
多発外傷、喘息重積、痙攣重積、大動脈破烈、劇症肝炎、糖尿病性昏睡など
C:診療担当: 各科派遣医および各科専門医による診療
診療対象:
脳卒中、心筋梗塞、消化管穿孔、消化管出血、四肢骨折など(疾患の治療が主になるもの)